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ニックネームで振り返る 野球昭和史澤宮 優/著2016年5月20日発売 BBM1020087 定価 1,650円(税込) |
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CONTENTS語り継がれる伝説、個性派選手たち! 【内容】 プロ野球選手の愛称には、大衆の願望、夢、心理が託されている。 なぜ以前ほどの唸らせるようなニックネームの選手は今消えてしまったのだろうか。 その疑問に本書の肝がある。彼らは人間的にも豪快で、優等生という部類からは遠かった。「チームのため」などともっともらしいことは言わず、自由奔放なプレーをした。 だがいざ優勝がかかると投手なら何連投も辞さず、故障して短命であった。太く短くを地で行く選手たちだった。根底に流れるのは「侍」の精神である。 そこが今でも伝説として語られ続ける理由である。 【目次】 はじめに 第1章 スタープレーヤーの群像 第2章 スクリーンから飛び出したヒーロー 第3章 一芸に秀で、異名をとった職人たち 第4章 神様、仏様……ひたすらにチームに捧げた男たち 最終章 昭和から平成へ おわりに 【著者プロフィール】 澤宮 優(さわみや・ゆう) 1964年生まれ。ノンフィクション作家、スポーツライター、エッセイスト。戦前の巨人の名捕手吉原正喜(戦死)の生涯を描いた『巨人軍最強の捕手』(晶文社)で第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。著者に『打撃投手』(現代書館)『ドラフト1位 九人の光と影』『ひとを見抜く 伝説のスカウト河西俊雄の生涯』『三塁ベースコーチ、攻める』『東京スタジアムがあった』(以上、河出書房新社)『あぶさんになった男』(角川書店)などがある。 四六判並製・336頁 ISBN978-4-583-11017-2 C0075 |