【内容】
夢の舞台へ飛翔する「松本山雅FC」半世紀の伝説
松本に、かつて、小さな喫茶店があった。1965年(昭和40年)、松本駅前にオープンした喫茶『山雅(やまが)』である。
松本の小さな喫茶店の常連客がはじめたチームが、県下で成功をおさめ、いつしかサッカー界でも、注目の存在となるまでの物語。今は亡き、「山雅」のマスターはじめ、関わった人々の心暖まるヒューマンドラマを一冊に凝縮。

【目次】
プロローグ J2昇格の夢が花開いた
第一章 原点は松本駅前の小さな喫茶店
第二章 本格的なクラブチームに発展
第三章 岩手国体出場と北信越リーグへの加盟
第四章 北信越リーグ初優勝と天皇杯出場
第五章 アルウィン竣工とプロサッカーチームへの夢
第六章 NPO法人ASP設立と新生・松本山雅FC
第七章 熱烈サポーター集団「ウルトラス マツモト」誕生
第八章 辛島監督新体制で北信越リーグ2部優勝
第九章 全国地域リーグ決勝で優勝しJFL昇格
第十章 株式会社「松本山雅」設立と松田選手獲得
第十一章 J2への道と松田選手の衝撃の死
第十二章 ついに悲願のJ2昇格を果たす
第十三章 J2元年・反町監督の指揮のもとで
エピローグ 天翔けるJ1への夢を追って

四六判・240ページ
ISBM978-4-583-10538-3 C0075