太極拳の古典をやさしく解説した秘伝
健康を求める太極拳にさらに奥深さを追究
“知”の太極拳を知り上達に到る好著
秘伝にして必須の「ことば」を知れば健康効果も高まり、技能も向上する!!
【内容】
日本での太極拳普及に大きな足跡を残し、日本健康太極拳協会最高顧問であられた師家・楊名時先生が、かつて指導の折々に講義された太極拳実技のための要訣を一冊にまとめた本である。その中には、古典もあり、師の経験智もある。稽古要諦は「秘訣集」であり、「秘訣」とはただ稽古を重ねるだけでは気づかないこと、具体化されないことを理解するための解説である。師家をはじめ多くの先達の叡智がここにあり、愛好者はこれを活用して太極拳学習を大いに進化させてほしい内容である。
【目次】
壱 楊名時健康太極拳 稽古要諦
弐 稽古要諦のもとになった要訣と健康太極拳基本五ヶ条
参 指導者十訓
肆 古典
伍 付録:参考要訣
【編著者プロフィール】
楊進(よう・すすむ)
1947年生まれ、京都府出身。薬学修士。楊名時太極拳始祖・楊名時師家の長男で後継者(京劇で有名な「楊令公」の子孫で山西楊家第41代)、NPO法人日本健康太極拳協会理事長、太極学院学院長。内家拳研究会主幹。幼少より太極拳を楊名時に、形意拳を王樹金に学ぶ。数少ない李天驥の直弟子のひとり。
橋逸郎(はし・いつろう)
1954年生まれ、愛知県出身。NPO法人日本健康太極拳協会諮問会議委員、医療.運動研究委員会副委員長、楊名時太極挙師範、中部内家挙研究会代表、半田市健康太極拳協会代表、東海ホリスティック医学振興会理事、中部学院大学非常勤講師。
A5判上製・192ページ
ISBN 978-4-583-10382-2 C2075