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高校野球100年のヒーロー HERO2015年7月11日 BBM1010069 定価 1,650円(税込) |
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CONTENTS忘れられない球児と記録---高校野球にはドラマがある!
【内容】 近年、春夏の甲子園では、記録の達成や更新が多い気がしませんか。それも、長い間保持されていた記録が破られたり、並ばれたり。 おそらくは、高校野球100年の間に、技術や戦術だけではなく、練習方法やトレーニング理論、そして用具が格段に進歩したことが、記録ラッシュの要因にあるのだろう。記録は破られるためにある、という。野球は記録を楽しむゲームだ、とも。ここでは、実際に目にし、取材したさまざまな記録、あるいは達成寸前までいった記録とそれにまつわるドラマを描いた。どうぞ、おたのしみください。 【CONTENTS】 ■プロローグ かくして、記録が生まれた ■投手編 戸田善紀(PL学園)1試合21奪三振のセンバツ記録/池永正明(下関商)2年生エースとして初の春夏連覇にあと一歩/田村隆寿(磐城)通算1失点の準優勝投手/水野雄仁(池田)5試合自責0の優勝投手/森尾和貴(西日本短大付)わずか1失点、実質は全試合完封優勝? ■打者編 中西太(高松一)"新高校1年生"でのセンバツ出場/原辰徳(東海大相模)夏3回出場・全試合安打/末次秀樹(柳川商)8打席連続安打、打率10割/香川伸行(浪商)史上初の3試合連続ホーマー/水口栄二(松山商)1大会最多安打 ■チーム編 中京大中京 甲子園通算最多勝利/龍谷大平安 甲子園春夏通算最多出場/PL学園 1985年夏、1試合最多得点、唯一の毎回得点 ■試合編 報徳学園VS倉敷工 1960年夏 記録的大逆転/佐賀商&佐賀北 決勝戦満塁V弾の相似形/日大桜丘VS日大三 1972年春 唯一の兄弟校決勝対決/明徳義塾VS常総学院 得点7、残塁〇での勝利/智弁和歌山VS帝京 最終回最多得点、最大得点差の逆転サヨナラ勝ち・・・ ■エピローグにかえて 上原晃(沖縄水産)&川島堅(東亜学園) 2年連続サヨナラ負けと、34回連続無四死球 【著者プロフィール】 楊 順行(よう・のぶゆき) 1960年、新潟県生まれ。82年、ベースボール・マガジン社に入社し、野球、相撲、バドミントン専門誌の編集に携わる。87年からフリーとして野球、サッカー、バレーボール、バドミントンなどの原稿を執筆。85年、KK最後の夏に“初出場”した甲子園取材は47回を数え、観戦は2000試合ほどになる。著書に『甲子園激闘の記憶』 『甲子園怪物剛球伝説』(共著、いずれもベースボール・マガジン社)。 四六判・240頁 ISBN978-4-583-10861-2 C0075 |