高校野球の名門、中京大中京を長年率いた著者による「心の育て方」。激戦区・愛知から、日本一をめざす道のり。

【内容】
2009年夏の甲子園で、日本文理との激闘を制して優勝。堂林翔太(現・広島)や嶋基宏(現・東北楽天)らを育て、高校日本代表監督や秋田県強化アドバイザーも務めてきた名将が、高校野球の指導を通して知った育成のノウハウ、心の育て方を明かす。

【目次】
第1章 導かれた成功
第2章 教え子の心
第3章 一期一会で学んだ心
第4章 心の育て方
第5章　指導のいしずえ
第6章 心が持つ力と中京野球

【著者プロフィール】
大藤 敏行(おおふじ・としゆき)
1962年4月13日生まれ、愛知県常滑市出身。中京(現・中京大中京)高2年時に夏の甲子園に三塁手として出場し3回戦進出。中京大卒業後、静清工(現・静清)高コーチを経て、90年8月に中京高監督に就任。甲子園には夏4回、春5回出場し、97年春に準優勝、2009年夏に優勝を飾った。10年夏限りで監督勇退後は顧問として野球部をサポート。09年高校日本代表監督、11年から15年夏まで秋田県高校野球強化プロジェクトアドバイザー、14年U18日本代表コーチ。嶋基宏(現・東北楽天)や堂林翔太(現・広島)らプロ選手を多く育てている。

四六判/192頁
ISBN978-4-583-10858-2　C0075