![]() |
消えそうで消えないペン
岩田稔/著 |
CONTENTS
1型糖尿病と共に生き、勝てない日々にも前を向いて腕を振り続けた岩田稔氏が、マウンドでの戦いを終えた今明かす、困難に立ち向かう思考と、これからの夢。 同じ病を抱える人たち、その家族や、悩みを抱えるすべての人へのエールとなる一冊です。 【主な内容】 ●引退会見での号泣 ●大幅減俸に眠れなかった夜 ●鳴尾浜に向かう車で泣きながら熱唱 ●闘志を奪った新型コロナウイルス ●グサッときたトレーナーの言葉 ●ついに戦力外通告 ●1日4回の注射と血糖値コントロール ●注射はみんなの前で打つ ●運動量が減った今は血糖値が下がりづらい ●生涯忘れないトリさんとの対戦 【目次】 はじめに 第1章 引退 第2章 1型糖尿病と共に 第3章 マジックペン 第4章 未来へ 岩田稔 年度別投手成績 【著者紹介】 岩田 稔(いわた・みのる) 1983年10月31日生まれ、大阪府守口市出身。大阪桐蔭高、関西大卒業後、大学・社会人ドラフト希望枠で2006年に阪神入団。3年目の08年に10勝を挙げて先発ローテーションに定着。ゴロを打たせる巧みな投球で存在感を示した。09年にはWBC日本代表で世界一も経験。高校時代に発症した1型糖尿病と共に生き、プロ16年間で60勝、防御率3,38。21年シーズンを最後に現役引退した。現在は野球評論家、阪神コミュニティアンバサダー(CA)として活躍しながら、1型糖尿病の根治に向けた啓蒙活動に取り組む。 |